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■ 日本の金融業
2006年03月25日 (土) 編集 |
金曜の夜だというのに、
家に帰ってしまった。

独身男の真夜中、
ナパバレーのピノ、
まるでビールを干すように、
注ぎ、注ぎ、注ぎ続ける。

ボトルを何度も転がし、
覚えられもしないラベルを眺める。

こうした気分の時、
決まって思い出す、
ネガティブな気持ちは、
日本の金融業の、
世界のプレゼンスの低下を憂うこと。

なぜ、かつて世界のトップを占めていた、
日本の金融業界、
散々な、プレイヤー入れ替わりが、
ここ10年で起こったのだろう。

本当に長銀は10億円の価値しかなかったのだろうか。
プラザ合意は一体何だったのだろうか。
製造業の健闘(本当はコストカットに成功しすぎたあまり、製造工場の海外移転のあまり、競争力は落ちたのではとも思うが)に比して、
金融業の没落は何だったのだろうか。

社会人1年目、
米系投資銀行での年収は、
東工大を出て、30年近い勤続年数を持つ、
大手メーカー勤務の父親の年収を、
超えていたような気もする。

誰よりも働いている自信はあった。
研修さえなく、全てが現場主義、
初日から、自分のPL(損益計算バランス)を、
明確に意識して働いていたのだから。

しかし、
欧米マネジメントの、緻密さというか、
戦略性の深さに、
度肝を抜かれた。

彼ら、
社会を動かす、
コアの部分が何か、明確に意識していて、
変数の支配権は、
確実に握っている。

国籍で企業活動の傾向を断じるのは、
好きではない。

でも、
ルールを作れなくて、
必要以上の、苦労を強いた、
日本の金融業が、
悲しくなった。

若輩だから、
見る目が曇っているかもしれない。
青いからだ、とバカにされるかもしれない。

しかし、
30年経った後、
40年前は、日本の金融業は、
世界一だったのだ、
と、孫に、

懐古に塗れて語るのか、
希望に基づいた事実を淡々と語れるのか、
どちらだろうか。


少なくとも、
日系金融機関、プレイヤーではあって欲しい。
民族主義とか、そういう次元の話では決して無い。


謙虚に、欧米の戦略性を学びたい。
ひょっとすると新世代の隣国にもそのヒントは垣間見ることができる。
我々にはそれがすっぽり抜け落ちている。
まだまだ足りない証拠、
それは、
少しばかり景気が良くなると、
戦略性の議論が、
ぱたりのなくなるところにある。

もし、こうしたところに、意図的に目をつぶっているのだとすれば始末に終えない。


繰り返すが、プレイヤーであって欲しい。
金融業。


仲間に入れない?
それは、余りにも、虚しい。

利を交換できるような、
信頼できる関係は、築けてきたのか。
これからはどうなのか。

ひとつくらい、
こうした次元の記事が、
新聞にあってもいいような気もする。

逆説的に、我々の強みへのヒントを探ると、
金銭的インセンティブ以外のモチベーションを、
金融業に投下できること。

うーん、
定量化を求められる業界に、
これは厳しいか、
でも、
全ての活動の、
大きなヒントになる。

30年後にこのメモを見て、どう思うか。

そんな青臭い話、
解決されているいるじゃないか、

読んでくれているあなたと、
話していたら、
悪くない。

金曜の夜に、
ナパバレーのピノを飲みながら。
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# | 2006/03/25 02:18 | アメリカ | Comment (0) Trackback (0) |
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