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Cross-border Inspiration
心の琴線を奏でる何かが与えてくれる、信じてみたい気持ちを。超越国境的感動。

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■ 過去と未来も現在にある
2007年07月29日 (日) 編集 |
過去を省みよ、今を生きろ、未来を拓け、
大人は皆矛盾したことを言うと思っていた。

しかし、最近、漸く本質が掴めてきた。これは矛盾せず全て正しいと確信している。
全て現在、この一瞬において過去も未来も体現することであり、全てはこの今にあるという解釈に至ったからである。
友人との対話でこうした解釈が閃きの如くできるようになった。

我々の感じる過去は、その時その時の”今”によって違う。
3年前には7年前の出来事をどん底と思っていたのに、現在では良い体験だった捉えていること。

また、我々の感じる”今”はその時その時に描く未来によって違う。
未来に希望を持てば今が明るく感じられるが、絶望すれば広がりが制限されること。


翻って、物理学では、時間の相対化は光を基準にしているという理論がある。
これが相対性理論であり、光の速さを越える速度があると時間の壁を超越できるというのがドラえもんのタイムマシンを創っている。

更にもうひとつ、物理学から。量子力学という考え方をさらってみる。
海を見てみる。海水は物質であり、波はその状態である。
しかし、物事を原子より小さくしていくと物質と状態が区別できない。
物質を極小化した量子という単位では、量子が止まっているときには量子は粒であり、動いているときは波であるという考え方になる。
一点にあるという性質でありながら、広く偏在するという性質でもあるということ。
ミクロの世界ではサッカーボールが壁を通り越してどちらにもあるような不思議な状況があると入門書は説いている。

このふたつの物理学の理論からは、過去、現在、未来がこの今に収斂するという感覚を整理することを支えてくれる。
必ずしも正しい理解かは分からないが、何か感覚が肉付けされているような気分になり、より思索の泉が湧き出してくる。


物事は無限に偏在していて、無限に繋がっていて、それを捉える人間の思索は時間軸を超えられるものであるのではないか。
人間の思索や志は何かミクロの粒のようであり、それいて大きな波のようであり、時間を超えて繋げているようなイメージ。

全ての事象、見方の”粒”が偏在することを認め、そこで、どうありたいかを選択するのが”今”の瞬間であり、
これが過去と未来の姿も決める”波”なのではないか。


私を知る方々へ。
昨年の秋に、自ら興した事業を整理せざるをえなくなったことをお伝えしたいと思う。

意気揚々と、努力淡々と道を拓くつもりであり、兆しも見えていたこともあったが、事情があり道半ばで決断をせざるを得なかった。
多くの信用が留保され、絶断され、悲しさと悔しさ、表現できない負の感情があった。

しかし、変わらない、寧ろ以前より深く信用、そして信頼の目を持って見守って下さる存在と、筆舌に尽くし難い正の感情を呼び起こしていただいた。
全ての世の中に偏在する事象からありのままを感謝することを体感し(望む事象と望まない事象は自らフィルタをかけているという真実に気が付き)、少しだけ、大人の言ってきたことが分かるようになった。


以利通人(利を以って人を通ず)、アジアと日本を結ぶという志念があり、今が流れている。
アジアの大手上場企業への日本の機関投資家の投資を促進させる仕事に、昨年末から某企業で取り組んでいる。
過去と未来が繋がっている今を毎日見て仕事ができるようになった。

ありがとうございます。


追記:
株式市場における企業の株価はひょっとすると上記のメタファー、また、まさにその本質そのものではないかと思う。
トップダウン、ボトムアップ、様々な切り口で偏在する情報。

株価は、数ある物事の一面をもって唯一の排他的な事実のように認めているように見えるが、そこにはそうさせるだけの選択が行われているからであり、決して物事が一面しかないことではない。
経営者の意思、株主の意思、従業員の意思の選択が絡み合って株価を収斂しているということ。

ありふれた結論でも、腑に落ちると見方が随分と変わる。
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# | 2007/07/29 23:19 | 日本 | Comment (0) Trackback (0) |
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