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上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 鬼退治、鬼畜、鬼ごっこ、心を鬼にする、鬼の居ぬ間に洗濯を、鬼の目にも涙。
鬼とは何か。 古くから描かれる鬼に必ずあるものは、角(つの)。 尖った牙や爪だけでは鬼とはされないだろう。 角があることが鬼の要件と仮定しよう。 自然界に存在する角を持つ動物はいずれも草食獣である。 羊、山羊、牛、鹿、サイ、キリン。 肉を口にせず、黙々と草を食む。 彼らの角は、恐怖に対する防御であり、時折同種に対する自己主張の役割をなす。 臆病で地味な彼らが持つ鋭い突起が、 人の形をした生き物に結合すると、鬼になる。 慟哭、悲哀、威嚇。 生きるために攻める肉食獣ではなく、 生きるために守る草食獣から派生している、 陽ではなく陰、動ではなく静から生まれた鬼が愛しくさえ感じられる。 スポンサーサイト
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ご無沙汰しております。今日はこのブログを読んで「鬼」に関して改めて考えてみました。
おっしゃる通り、確かに日本語で「鬼」と聞くと、角の生えたおどろおどろしい人間に似た生き物を思い出します。 でも中国語で「鬼gui」と聞くと、どちらかというと日本語でいう化け物や英語のghostのようなものを想像します。まさに「魑魅魍魎」で、角が生えているというイメージがありません。 また、中国の角が生えている想像上の動物は、たとえば竜や麒麟にように、往々にしてポジティプなイメージがあります。 余談ですが中国語では外国人に対する侮蔑の用語として「鬼子」を使います。たとえば「洋鬼子」、「日本鬼子」などです。広東語では昔なんと「黒鬼」という黒人に対する蔑称があったくらいですが、さすがに今では放送禁止用語になっていると思います。 もしかしたら鬼と角を関連付けたのは、日本独自のカルチャーなのでしょうか。他の文化に関しては知識不足で検証できませんが、研究すれば論文が書けるかも知れません。 面白いトピックをありがとうございました。 2007/05/02(水) 20:13:17 | URL | Merlion #-[編集] ・仮説:日本文化は咀嚼純化の文化
Merlionさん、ありがとうございます。私は日本文化は、”咀嚼純化”の文化という仮説を持っています。太陽は北東から昇ります(地軸が北に少し傾いているからです。春分と秋分は真東から昇るそうですが)。光を求めてやって来たユーラシア、南太平洋の文化はこの島国に集約されていると考えます。やがて、その中のエッセンスを見出して現代にまで引き継いでいるのではないかと。鬼についても研究してみたいですね。おそらくは遠い昔から大陸との接点はあったはずで、魑魅魍魎の概念もこの地には入ってきたと思います。この地の土着の概念とも融合しながら、エッセンスを抽出したのが、この日本の持つ概念ではないでしょうか。ひょっとすると大陸の鬼の本質も日本の本質と同質ではないかとも感じています。魑魅魍魎も龍や麒麟のような天の遣いも、同質のものに対して光の当て方が違うような感覚がしませんか。日本の大地は不思議な大地です。話が発散するのでまた時間をかけて研究しておきます。
2007/05/04(金) 21:43:39 | URL | tatalantino #-[編集]
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