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Cross-border Inspiration
心の琴線を奏でる何かが与えてくれる、信じてみたい気持ちを。超越国境的感動。

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■ 人を待たず時を待つ人、時を待たず人を待つ人 
2007年11月25日 (日) 編集 |
単身、フィリピンで農村開発プロジェクトを指揮している友人。
焼き鳥を摘みながら。



聡明であり、行動力に富む彼が、
フィリピンの、地方の農村から帰路に着くときのこと。


バスに乗ったのは良いが、停留所から動かない。
5分、10分、20分。

彼は運転手に尋ねた。
”さすがに、もう時間をこれだけ過ぎているから、バスを出しませんか。”

しかし、運転手は言った。
”だから日本人は面倒で嫌なんだ。お前は時を待っている、しかしおれは人を待っている。”
”ここから乗る客にとって、このバスがどれだけ大切か。”



白だったホッピーに黒を注ぎ足しまた、彼の話に吸い込まれた。
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# | 2007/11/25 23:21 | フィリピン | Comment (0) Trackback (0) |

■ サラリーマン哀歌
2007年11月19日 (月) 編集 |
ああ、日曜も深夜までがんばったと、
時計の針は日付が変わりそうで、
帰宅の途で、溜息をつきそうで。

ローソンの前の角を右に曲がると、
車が通れないくらいの、
戸建て住宅の合間を一本道が通る。

車が来ないから、
視線を上にするのが、
いつもの楽しみであり。


木枯らしの吹いた今日の寒さは身に凍みるけれど、
休日を返上のやるせなさも心に凍みるけれど、
瞬く星空が、なぜか分からないくらいに美しい。


薄暗い小道の灯りが、
いっそ全て消えてくれないかと思うくらいに、
オリオン座が瞬いている。


これほど美しい世界があるのに、
ほとんど皆これに気が付かないなんて、
現代社会も発展途上だと感じながら、
便利な我が家に帰宅する。


# | 2007/11/19 00:11 | 日本 | Comment (2) Trackback (0) |

■ 光と音
2007年11月04日 (日) 編集 |
海原の景色を想い描くと、カモメの会話が聴こえてくる。
和太鼓の響きを想い描くと、祭りの提灯が見えてくる。


光と音、それぞれ目と耳が見て聞いている。


光を失っても、音が光を創造する姿に到達した、幼いが研ぎ澄まされた一人の人生に魅せられ、気づいたことがある。


世の中に存在する光も音も、同じ”波”でできていて、
違う感覚で経験できるように、
人間には目と耳がある。


物事はただ存在していて、
それをそれぞれのアンテナで経験しているということ。
味覚も触覚も物事を構成する波の動きをそれぞれの受容体で感じているということ。


世界が無限だということや、物事に無限の可能性があるということは、
受容体の感度や特性が無限大に広いということからも真実であるとわかる。

外側の無限性だけでなく、内側の無限性があることは、
真理であるにも関わらず、なかなか会得することができない。


ミルコ少年は勇気に加えて真実も教えてくれた。


映画 ミルコのひかり  写真出典 allcinamaより
allcinemamilco.jpg
# | 2007/11/04 23:02 | イタリア | Comment (0) Trackback (0) |
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