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Cross-border Inspiration
心の琴線を奏でる何かが与えてくれる、信じてみたい気持ちを。超越国境的感動。

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■ バリア
2006年10月30日 (月) 編集 |
友人が仕事の相談にやってきた。
知見のある分野だったので、適格に対応できたが、
真摯に応じる中、つい、厳しい口調で相手の準備不足や理解不足を指摘していた。

別れてから1時間後、留守番電話に吹き込んだ。
「ちょっと言い方が厳しかったと思う、ごめんなさい。」

彼は、大きな人間だ。
自分にバリアを張らない。

自分にバリアを張ると。
相手の言動に強く反発してしまう。自分を守るために。
時に自分を過度に正当化してしまう。自分を守るために。

猛烈に自分を創る経験があると、一般的にはバリアも強くなる。
個を確立するのと、バリアを張るのは方向としては同じベクトルかもしれない。

ところが彼は、バリアを張らない。
それは彼が自分自身の責務をきちんと果たして結果を出してきたことと矛盾しない。

留守番電話の折り返しは、
やはり大きな人間らしい温かいものだった。

バリアを張らない勇気、
それを自然体で実現している彼の器が自分になくても、
せめて勇気は備えたい。


Leadership And Self-Deception: Getting Out Of The Box
leaders.jpg

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# | 2006/10/30 10:33 | アメリカ | Comment (0) Trackback (0) |

■ 全力で走ったことのある人だけ
2006年09月30日 (土) 編集 |
全力で走ったことのある人にしか分からない。
全力で走ったことのない人は、全力で走っている人を斜に構えて口にする。
「生き急ぐな」
と。

成功を強烈に求める人には理由がある。
その理由は千差万別かもしれないが、
潜在的には必ず「人」と繋がっている。
人に認められたい。運命の人と豊かな家族を作りたい。
社会を見返してやりたい、だとしても、
やはり自分と人との繋がりの捻れをダイレクトに修復させたいイメージが漂う。

樹と同じように、
人間にも幹や根があり、そして枝や葉がある。

いくら枝葉が栄えても、
大地と呼応する根、生命活動の基盤である幹が貧弱であれば、
その樹の辿る道は、
枝葉の、場合によっては幹や根を含めた全体の、
寂しい枯衰である。


”もしも昨日が選べたら”

成功に渇望する、思う通りに進まない、
少しずつ進むが、大事な何かをこぼし続けていく。
主人公の姿はこの10年の自分を見ているようで、
何とも心が痛かった。


成功を望んでいたその根源的な部分が何かを忘れ、
本末転倒になったシナリオ。

全力で走ったことのある人だけ見て欲しい。
全力で走ったことのある人しか刺さらない映画。
そして、もしもシナリオが狂ったのを感じていた人は、
人知れずそれを修正して欲しい。

仲間発見。




# | 2006/09/30 09:38 | アメリカ | Comment (0) Trackback (0) |

■ 理想を糧にしていた日々
2006年07月13日 (木) 編集 |
90年代、世にバブルの花が咲いていた頃。
高校生だった頃。
とにかく、広い世界を知りたくて、
電車に乗り、片道1時間以上かけて通ったあの頃。

しかし実際は、
街中への道のりが、
世間との唯一の接点で、
校門を潜り抜けると、
世間とは隔離された修行の場。

他校の生徒達の華やかな様子。
男子校で過ごした3年間は、
進学校だったけれども、
学問のことなんて、
本当は二の次だった。


理想を糧にしていた日々。

盆地からトンネルを抜けて街に出る。
トンネルを抜けた瞬間の陽光が、
まるで国境さえも超える気がして。

高校3年生。
なけなしの小遣いで買った、
アメリカの流行曲のコンピレーション版。
世界との接点を持ちたかった。
世間との接点さえ僅かであったのに。

CDをカセットに録音し、
英語構文の暗記をサボって、
電車で毎日聞いていた。
ヒアリングの勉強になると自分を説得するふりをして。

中でも、
たった1曲、
際立った曲があった。

英語の学習は構文と単語の暗記、読解の訓練こそすれ、
耳は全く慣れていなかった。
歌詞カードがない廉価版で、
懸命に何度も聴いても、
6割位しか分からなかった。

しかし何か歌っている内容が、
自分が求めているのに、
誰にも発したことのない心の声に感じて仕方がなかった。


そして今日を迎える。
まるで昨日のようにも思えるが、
あれから干支はひとまわりしている。

ふと思い出した高校時代。
当時は入手できなかった歌詞。
今なら、できるかも。
ネット検索をしてみた。


ああ、
光を夢見て、
自分を鼓舞して。
青春に蓋をして。

でも、
やはり、
女の子と話したくて、
手を繋ぎたくて、
デートしたくて。

しかし、
手も繋いだこともないあの頃、
もっと深い深い、
心の世界を求めていた自分が、
何かとても切なく思える。

でも今は、
肩の力が抜けて、
あの頃とは違う形で、
未来が見えてくる。

少しは成長したかな。
まだまだかな。

初めて、
きっちり歌詞を見て、
過去、現在、未来。
全てに通じる不思議な感覚を得る。



"I'll stand by you" Pretenders 


Oh, why you look so sad? Tears are in your eyes
Come on and come to me now.
Don't be ashamed to cry, let me see you through
Cause I've seen the dark side too.
When the night falls on you, you don't know what to do,
Nothing you confess could make me love you less
I'll stand by you, I'll stand by you, won't let nobody hurt you,
I'll stand by you.

So, if you're mad get mad, don't hold it all inside,
Come on and talk to me now.
And hey, what you got to hide? I get angry too
But I'm alot like you.
When you're standing at the crossroads, don't know which path to choose,
Let me come along, cause even if your wrong
I'll stand by you, I'll stand by you, won't let nobody hurt you,
I'll stand by you.
Take me into your darkest hour, and I'll never desert you.
I'll stand by you.

And when, when the night falls on you baby, you're feeling all alone,
You won't be on your own, I'll stand by you. I'll stand by you
I'll stand by you, won't let nobody hurt you. I'll stand by you
Take me in into your darkest hour and I'll never desert you
I'll stand by you


"I'll stand by you" Pretenders 



(中国で、日本人が、アメリカの歌の歌詞を調べる)
# | 2006/07/13 22:26 | アメリカ | Comment (0) Trackback (0) |

■ 心の会話
2006年04月26日 (水) 編集 |
右脳的だとか、左脳的だとか、
分類ばかりするのをたまには辞めたほうがいい。

メッセージは何も理性だけで伝えるものでもない。
よく勘違いしている人がいるけれども。
(必要に応じて、理性で精度を上げる、というのが持論)

美しい自然に溶け込む、美しい画、美しい音。
広大な舞台に舞う喜怒哀楽。
言葉がなくても伝えられる世界がある。

数日経っても余韻がのこる、
The New World。

いつもと違い、空席が目立ち、
快適に思えるヒルズシネマ。

映画は一人で鑑賞する、
それは心の響き方が違う人間と行って、
距離ができるのが怖いから。

そう思うには勿体無い。


夫婦、恋人、親友、親子、兄弟…。
きっと、心で会話ができる。




# | 2006/04/26 23:16 | アメリカ | Comment (0) Trackback (0) |

■ 投資銀行、戦コン、アメリカ的フロンティア開拓
2006年04月23日 (日) 編集 |
駅前の東急ストア、旬の筍を思わず手に取る。
幼い頃、知人の所有する竹林で筍堀りをしたのをふと思い出し、
泥のついた塊を、無造作に買い物カゴに放り込む。

日曜の昼下がり、新しい挑戦。
鶏ガラ、筍、野菜のスープ。

我流で調理をするようになり、十年は経ったか。
実は、何年も分からなかったこと、
ここ一、二年ですっと会得できたこと。
それは、弱火の使い方。

とにかく、それまでは、
鍋やフライパンの反応が鈍い弱火の加熱に、
我慢ができなかった。
何を作っても、焦がしてしまう。
しかし、そういうものだと諦めていた。

けれども、あるときに、
勇気を持って弱火で、時間をかけて調理する方法を試してみた。
じっくりと煮込む、
などということは性に合わないと思っていたが、
強火だけの料理とは全く違う、
優しく、深い味が出来上がることを知る。


翻って、ここ何年か、
新卒の学生や、社会経験のある後輩、同級生、さらに時折先輩にまで、
就職、転職の相談を持ちかけられるようになった。
 
ほぼ大半は、
投資銀行や、戦略コンサルティングに興味があるので、
実態を教えて欲しい、
という類のもの。

そして、ほぼ全員が、
非常に優秀で、おそらく才を持て余している。
そこに危機感を感じている。

そして、ほぼ全員が、
よくよく話すと、投資銀行や戦略コンサルがやりたいのではなく、
自分の可能性を厳しい場に置いて試してみたい、
というのがその本音である。

かつての私も、確かにそうだったと(能力は凡人だが上昇志向だけは強かったのか)、
主観と客観が入れ替わるだけで、
かくもクリアに世界が見えてくるものかと驚いている。

そして、求めているものの本質は、
アメリカ的フロンティア開拓だということ。

熱量に対して、感度の高い世界で燃えてみたい願望。
そして、その世界が見つけられない失望。
何とか片鱗を見出す希望。


強火で作るのに適した食材と料理法、
弱火で作るのに適した食材と料理法、
確かに、知識としての情報は、世の中に溢れているものの、
やはり体感しないと本質は掴めない。


アメリカ的フロンティア開拓の強さ、大きさを、
斜に構えて、皮肉交じりに伝えるばかりでなく、

また、しっとり、じっくり時間をかけて開墾する、敢えて日本的と定義すると、
そういう価値の深さ、柔らかさを、
劣等感を塗した強がりと自尊心の混合で伝えるばかりでなく、

どちらの皿も美味しく平らげるかの如く、
自然に価値を見出せるようになりたい。



追記:
相談に来ていただいた皆さん、
私はいつも皆さんと一緒にありたいと思っています。

私は、必死だっただけです。
業界の経験もそれほど長くもないですし。
数えるほどの成功と、数え切れないほどの失敗を残しながら、
悩みながら、自ら道を拓く決心をしましたが、
必死で仕事をする環境に身を置くことができたことへの、
感謝と信頼がいつも糧になっています。
お客様の笑顔中毒になったこの体質。
プロフェッショナリズムの片鱗を植えつけていただいたのです。

冷静と情熱を体感して、体現する、
絶対に白けないで下さいね。
白けたら終わりです。

さて、多くの方が質問される、外資系投資銀行の現場については、
下記の本を一読されると良いと思います。
ごく基本的な業務に関しては、読み物として楽しみながら、
吸収できると思われます。
そして、皆さんが感じていらっしゃる、
本質的なモヤモヤ感に対する回答も用意されているかもしれません。





巨大投資銀行 (上) (ルビ:バルジブラケット)
# | 2006/04/23 21:15 | アメリカ | Comment (0) Trackback (0) |
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