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Cross-border Inspiration
心の琴線を奏でる何かが与えてくれる、信じてみたい気持ちを。超越国境的感動。

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■ Pina Colada
2006年09月21日 (木) 編集 |
どこまでも続く水平線。
確かに地球は微かに丸い。

成田からスリランカを経由し、15時間近いフライト、
モルジブの要所マーレから、小さな離島へ。

飛行機を利用して暫くは体内の圧力が不安定らしい。
何時間か、ダイビングはお預けになる。

ボートから水面を見つめる。
人は智恵を紡いでいつもフロンティアを攻略する。
潜水の始まりは限りなく透明であるのに、
深海の色は限りなく藍色に近い。

鮮やかな熱帯魚に囲まれ、
遠くからの来訪者を見つめる。
海亀は竜宮城からの遣いだと信じてもよい。

沖合いから浜辺に到着。
シャワーを浴びて、バーのカウンターに向かう。

東洋人の客はそこにはない。
褐色の肌をしたバーテンダーが一人。
バカンスを楽しむドイツ人、イタリア人達が席を発ったあと、
頼んでもいないのに、
有色人種の範疇の親近感を何とか伝えようとしてくれる。

どこかの出稼ぎで覚えた、
本当に片言の日本語の挨拶を笑顔で受け止める。

そしてやがて南アジアに特有の巻き舌英語で、
カクテルを勧めてきた。

”Pina Colada(ピニャ・コラーダ)が最高ですよ。”

イスラム教徒の彼は、戒律によりアルコールが禁じられている。
ラム、ココナッツミルク、パイナップルジュースをシェイクし、
綺麗に飾りをつけた一杯が目の前に。

”本当は酒を飲んでるでしょう?”
と悪態をついてみる。

”真剣に神を信じるものにとって戒律というのは、誘惑の対象ではないのです。”
教科書通りの答えが面白くない。

しかし、酒は、最高に美味い。
味見をしたこともないはずだが。


あれから5年は経ったか。

モルジブのピニャ・コラーダを越える、
最高の一杯を更新したい。

まだまだ、そろそろ、確かに。



images.jpg

出典:maldives-voyages.com

images2.jpg

出典:lifewise.canoe.ca
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# | 2006/09/21 18:25 | モルジブ | Comment (0) Trackback (0) |
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