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Cross-border Inspiration
心の琴線を奏でる何かが与えてくれる、信じてみたい気持ちを。超越国境的感動。

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■ 止揚について
2008年03月30日 (日) 編集 |
ヘーゲルの「正」と「反」を止揚し「合」導く弁証法は、
矛盾の中でも毎日を生きる中で少しヒントになっていたが、
それに頼るのも危険ではないかという思想を見つけた。

アドルノは音楽家としても才を発揮していたので、
独自の感性で直感していたのかもしれない。

人類が止揚を続けているはずなのに、新たな野蛮に落ち込むのか。

芯を持つことで偏在する事象が構造化されてしまう、
芯を昇華するためにそれ以外の事象がそのためのものになってしまう、
関係性が生まれてしまう。

関係性を作ることで壊れることがあることを告げていると今の自分では解釈しているが。。。

正も反も全て相対的なもので、ただ偏在するだけ、
偏在する音階を組み合わせたものは合なのか、そうでないのか。
不協和音とは何か。




”誰も知らない世界と日本のまちがい” 松岡正剛著 を読みながら
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# | 2008/03/30 23:39 | ドイツ | Comment (0) Trackback (0) |

■ ゲーテとは実は
2006年07月28日 (金) 編集 |
”何が時を刹那に変えるのか”(原著:ゲーテ・筆者意訳)

何が時を刹那に変えるのか。活動。
何が時を冗長に変えるのか。怠惰。
何が負債を運んでくるのか。停滞と受身。
何が利益を運んでくるのか。迷走からの離脱。
何が名誉を齎すのか。反骨。 



旧制高校、というと決まってゲーテが話題に上る。
高潔な心を収斂したテキストだと思われ勝ちだが、
奔放な情緒を綴った人間臭い読み物でもある。



”銀杏の葉”(原著:ゲーテ・筆者意訳)

…一枚の葉が相手と離別さえられ二枚になったのか。
…二枚の葉が相手を渇望して一枚になったのか。 



緊張は和らぎ親近感がやってくる。

世代が消えてしまう前に、
心を通わせてみたくなる。
# | 2006/07/28 13:33 | ドイツ | Comment (0) Trackback (0) |

■ 矛盾を取り込む。対立と均衡、進化と調和 
2006年05月13日 (土) 編集 |
高校時代から密かに心の片隅に置いてきた、
気になる存在、アウフヘーベン。

Aufhebenというドイツ語の綴りも覚え、
止揚という日本語も痛く気に入っている。

東洋が精神世界、西洋が物質世界という極論は、
一見正しそうだけれども、本当に正しいのか、最近疑問に感じることがある。

18世紀後半のドイツ観念論、
世界の基本理念は物質ではなく精神=観念にあるという考え方、
内面、観念に関心を向けている。
アウフヘーベンを唱えたヘーゲルはその大家。

昔、丸覚えした知識が、
燻し銀の如く光出した。

蛇足だが、丸覚え教育は、それなりの恩恵がある、
これは特にグローバルビジネスをするときに、
相手へ共感関係を構築するための、
最初のボールを投げるという意味で、
絶大な効果がある。

さて、実は、中国でビジネスを展開し始めて、
妙に、陰陽説の考え方が頭に入り込んでくるようになった。
そして、陰陽説の考え方を噛み砕こうとすると、
アウフヘーベンのことが頭に浮かぶという瞬間が訪れる。

それはなぜなのか、頭を整理したくなった。

<アウフヘーベン>
・ヘーゲル弁証法の根底概念
・二つの矛盾・対立する事象、立場を統合統一し、より高次な段階へと導く=否定と保存の繰り返し
・すべての事物の発展は、矛盾を契機とする正・反・合による創造で進む

・正=定立(テーゼ):
  ・あるひとつの立場を直接的に肯定する段階
  ・矛盾・対立についての自覚はない
・反=反定立(アンチテーゼ):
  ・ひとつの立場が否定される段階
  ・ふたつの立場が矛盾・対立する
・合=統合(ジンテーゼ)
  ・相反する立場を否定しつつも互いに生かす段階
  ・両者をより高い次元のレベルへと統合・収斂する

<陰陽説>
・世の中の事象は全て陰と陽の二つの要素で構成され、対立するものは互いに補う
・陰の中に陽、陽の中に陰が入り込んでいる

陰=地、暗、冷、裏、内、女、水、雨 …
陽=天、明、暖、表、外、男、火、風 …

・陰と陽はバランスに基づいて両立する


整理し始めると、陰陽説こそ、現実の物質世界に強くリンクした考え方に見えてくる気もする。
言いたいことは、洋の東西を問わず、精神世界を人間が探索し、
論理的に整理しようとしてきたということ。

上記二つの概念について、面白さを発見するならば(筆者本人は気になって仕方がない)、
<アウフヘーベン> 対立→進化
<陰陽説> 均衡→調和
というエッセンスが垣間見られること。
これは図示すると直感的に理解できる(図は最後に)。

違った考え方に見えるが、
双方とも、対立概念を取り込んでいるところに、
人間の本質が垣間見られる、
希望が垣間見られるように思える。

洋の東西で本当に思索の傾向に相違があるかは、
簡単には断言できない。

ただ、二つの対比で、
相違と一致を明らかにできたことは、
今後の行動に応用できる。
迷いがあるときに、本質を見つめるヒントにはなる。


<図:アウフヘーベン>:自らの理解に基づく自作なので、それ、違うのでは、という意見があればお伝えいただければ幸いです



<図:陰陽説>

# | 2006/05/13 09:26 | ドイツ | Comment (4) Trackback (0) |

■ ベルリンの壁
2006年01月02日 (月) 編集 |
二十世紀。イデオロギーの強烈な暴発、熾烈な交差。理想はいつしか夢想になり、収斂を見せた百年。
ベルリンの壁崩壊のニュースは、鮮明に覚えている。
教科書的な、国家体制の違いは理解していたつもりだった。
しかし、その水面下にあった過酷さ、そして決して諦めない民衆の強さ。
十六年経ち、元外交官の記した血の通った物語を読み、分かったふりをしていて見逃していたことを多く発見した。

理想が遠く理想と乖離したときに、人間は絶望する。
それでも、その中で、希望を見つけ、逞しく生きる。
微かな温かさを絶対に忘れない。




ベルリンの秋〈上〉
# | 2006/01/02 00:36 | ドイツ | Comment (0) Trackback (0) |
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